私は癌を告知されたとき、すんなりと受け入れることができました。
睾丸が腫れている段階でGoogle先生で調べて概ね覚悟を決めていたことが大きいです。
でも、世の中にはそんな割り切って受け止められない人が大半だと思います。
恋人、両親、上司、友人、色んな人に伝えましたが、
皆一様に、最悪の出来事がこの人に来てしまったんだ、可哀想、という顔をします。
「そんなことないんだよ」と私が宥めながら、
(立場逆じゃね????)といつも思っていました。
癌は今や死に至る病ではないことも多いです。
それも精巣がんの場合、ほぼ9割で完治するとされています。
さらにそれらの文献は既に5年10年前のものであり、
医学の世界は日進月歩。どんどん進んでいます。
まずは希望を持つことです。
「病は気から」ですよ!
ただでさえ10万人に1人の希少がんです。
精巣腫瘍について発信することが、私のやることだと思っています。
もしあなたが精巣癌だと告知されたら、
人生の特大プロジェクトがやってきたと思って、
とにかくできる準備をしましょう。
楽しいことを増やして、嫌なことはやめましょう。
仕事なんか数ヶ月抜けても、誰かが代わりにやってくれますよ。
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photo by すしぱく
model by 大川竜弥
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